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- 2020.06.10 Events
- シャトー・ベイシュヴェル フランソワ・アヴリル展
シャトー・ベイシュヴェルの内装デザインを、フランソワ・アヴリルが手掛けました。
ひと夏の間、シャトー・ベイシュヴェルが代々受け継いできた空間にグラフィックを施しました。
フランソワは常に世界を違った視点で捉え、無駄がなくシンプルで洗練されたスタイルで表現します。
彼は私たちに都市や風景のユートピアを提供し、彼自身の記憶のフィルターを通して、架空であった場所の存在を明らかにします。
フランソワは、現実をそのまま表現することを求めているのではなく、現実を構成する唯一無二の真理、つまり彼が観察するものの本質を追求し、それを抽象的な世界への表現に落とし込もうとしているのです。
醸造庫からセラーに至るまで、名門ベイシュヴェルのブドウ畑を取り囲む、フォーマルで自然なレパートリーからインスピレーションを得て、彼のお気に入りのテーマに取り組むことができました。
空間全体を利用して、風景、空間、構成の詩的かつ新しいビジョンを来場者に提供しています。
観客は、お城の中を移動しながら、アーティストの世界に飛び込むよう招待されているのを感じることができるはずです。
醸造庫には、3枚のグラフィック・キャンバスで構成された記念碑的なインスタレーションがあります。
何世紀もの歴史を持つセラーの石壁には、風景を描いた大きなフレスコ画が2枚展示されています。
また、試飲エリアではオリジナルの絵画やドローイングを楽しむことができます。
ぜひ、フランソワの本質的な表現をご覧ください。